調整給付の通知が始まります
既に始まっている市町村もあるようですが、対象者となる方には給付金(調整給付金)の確認書等の送付があります。
対象者となる方は、令和5年の課税状況に基づいて算定した結果、定額減税しきれないと見込まれる方です。非課税世帯は対象外で、別の給付金が支給されています。
給付金を受ける手続きについては、市町村によって異なりますが、例として横浜市のサイトでは以下のように案内されていました。
- 公金受取口座を登録している方(約28万人)は手続き不要。「支給のお知らせ」を7月22日(月)から順次発送。振込開始時期は8月19日(月)から順次。
- 公金受取口座を登録していない方(約25万人)には「確認書」を7月23日(火)から順次発送。確認書を受け取った方は振込先口座を記入して本人確認書類などの必要書類と一緒に郵送での手続き。振込開始時期は受付後、おおむね1か月後。
受付締切日:令和6年10月25日(金)書類必着。
各市町村で申請期限を定めているとの事です。注意が必要ですね。
この調整給付は、令和5年の課税状況で算定しているため実際に令和6年の所得税額が確定した後、令和5年と比較して所得に変動があるなど一定の事情によって、当初の給付額に不足があることが判明した場合は、追加で給付されます。逆に過大に給付を行っていたことが判明する可能性もありますが、返還する必要はないとの事です。
調整給付は企業で行う手続きはありませんが、確認書等を受け取った従業員からの質問や相談に応えられるように確認しました。